こんにちは。川崎市多摩区中野島・登戸のピアノ教室、北島りえピアノ教室の北島理恵です。
練習のことで悩む保護者の方に向けた連載、第4回です。前回は、子どもが自分から「弾きたい!」と感じる瞬間についてお話ししました。今日は、その気持ちをそっと支える、おうちでのことばについてお伝えします。
目次
- 「練習したの?」が口から出るのは、自然なこと
- 確かめることばから、気持ちを伝えることばへ
- 中野島のピアノ教室から、おうちで使えることばのご提案
- ことばより大切な、まなざし
- 次回のご案内
「練習したの?」が口から出るのは、自然なこと
夕方、ピアノのふたが閉じたままなのを見て、つい「練習したの?」と声をかけてしまう。お子さまのことを気にかけているからこそ出てくる、自然なひとことです。
ただ、子どもにとって「練習したの?」は、「した」か「していない」かを答えなければいけない質問です。同じように、「今日のレッスンどうだった?」も、どう答えていいか迷いやすく、そのあとに「あの曲、できた?」と、確かめる質問が続いてしまいがちです。
確かめることばから、気持ちを伝えることばへ
おすすめしたいのは、質問で確かめるかわりに、保護者の方の気持ちを、そのまま伝えることです。
「できたかどうか」を聞くのではなく、「あなたのピアノが好き」「一緒に楽しみたい」という気持ちを届ける。それだけで、ピアノのまわりの空気が、ふっとやわらかくなります。
中野島のピアノ教室から、おうちで使えることばのご提案
「わたし」を主語にして、気持ちを伝えることば
- 「お父さん、その曲好きだな」
- 「あなたのピアノを聴くの、楽しみにしてるよ」
- 「ピアノの音が聞こえると、なんだかうれしくなるな」
評価ではなく、保護者の方自身の気持ちとして伝えるので、お子さまは「弾くと、喜んでくれる人がいる」と感じられます。
一緒に楽しむ仲間になることば
- 「隣で聴いててもいい?」
- 「その曲、一緒に歌おうか」
- 「お母さんにも、ちょっと教えて」
見張る人ではなく、一緒に楽しむ仲間として、そばにいる。お子さまにとって、それはとても心強いことです。
ことばより大切な、まなざし
実は、ことば以上に伝わるのが、表情とまなざしです。
お子さまがピアノを弾きはじめたら、手を止めて、体ごとお子さまのほうに向いて、笑顔で聴いてみてください。何も言わなくても、「あなたのピアノを大切に思っているよ」という気持ちは、ちゃんと届きます。
弾き終わったら、にっこり笑って拍手をするだけでも十分です。たった1、2分のその時間が、お子さまの「また弾きたい」を育てていきます。
次回のご案内 「やめたい」と言われたときに、親ができること
次回は、お子さまから「やめたい」と言われたとき、保護者の方にできることについてお話しします。どうぞお楽しみに。
おうちでの関わり方に迷ったら、どうぞ気軽にご相談ください。体験レッスンでは、お子さまの様子を見ながら、ゆっくりお話を伺います。
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